ブログ
裏の土地の相談
こんにちは。山本です。
最近、相談者の方の裏の土地の相談を受けました。
相談者のお父様がお隣の方と、土地を交換するという話をしたそうです。
しかし、口約束だけで土地の分筆や移転登記をすることなく、現在まで来ているというお話でした。
良くあります。
お隣なので、名義変更を無理強いしてしまうと人間関係がこじれるのも嫌だし、使ったとしても、隣から何か言われるわけでもないし、そのままになっているケースはそれなりになります。
口約束をした当事者の次の世代になっていて、不動産の売却をするにあたって、調べてみたら、建物の一部が隣の土地に入っていることが分かりました。
相談者がお母さまに尋ねたところ、上記に書いた事実があったそうです。
今回は、土地全部ではなく、土地の一部を交換するという話だったようです。
そのため時効取得するにも、土地を分筆しなければなりません。
以前に土地の一部の時効取得を検討したことがあります。
しかし、土地を分筆するにあたって、当事者でない第三者が境界の確定をするのにも困難が伴います。
まずは、裁判ではなくお話合いでやっていきましょう。という話になりました。
土地を譲渡する場合には、最初に専門家に入ってもらっていれば、このような事は避けることができたのではないか?と感じました。
確かに土地の分筆って、大体30万~50万程度必要になります。
場合によっては、もっとするケースもあります。
具体的には土地の大きさや形状によって、費用は変わるようです。
調査士ではないので、この辺りは詳しく分かりません。
いずれにしても、名義変更には費用が発生するかもしれませんが、世代が変わって、権利関係を整理するのは、なかなか骨が折れる作業になってしまうケースもあるので、迅速な対応が必要なのだと感じました。
話し合いがうまくいくと良いなと思います。
読んでいただきありがとうございます。
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ
- 全ての記事
- 2022年1月 (6)
- 2021年12月 (12)
- 2021年11月 (2)
- 2021年10月 (15)
- 2021年9月 (11)
- 2021年8月 (2)
- 2021年7月 (13)
- 2021年6月 (28)
- 2021年5月 (7)
- 2021年1月 (15)
- 2020年12月 (19)
- 2020年11月 (23)
- 2020年10月 (21)
- 2020年9月 (27)
- 2020年5月 (1)
- 2020年4月 (2)
- 2020年3月 (1)
- 2020年2月 (11)
- 2020年1月 (9)
- 2019年11月 (2)
- 2019年9月 (2)
- 2019年8月 (3)
- 2019年7月 (6)
- 2019年6月 (4)
- 2019年5月 (10)
- 2019年4月 (11)
- 2019年3月 (1)
- 2019年2月 (7)
- 2019年1月 (4)
- 2018年7月 (1)
- 2018年5月 (7)
- 2018年4月 (6)
- 2018年3月 (31)
- 2018年2月 (28)
- 2018年1月 (7)
- 2017年11月 (4)
- 2017年10月 (5)
- 2017年9月 (12)
- 2017年8月 (7)
- 2017年7月 (9)
- 2017年6月 (15)
- 2017年5月 (11)
- 2017年4月 (17)
- 2017年3月 (6)
- 2017年2月 (14)
- 2017年1月 (12)
- 2016年12月 (9)
- 2016年11月 (14)
- 2016年10月 (17)
- 2016年9月 (10)