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養子に行った兄弟

2020.11.7

こんにちは。山本です。
私の親族関係では養子という人がいないので、あまりピンと来ないのですが、養子という人もたまにいます。

養子というと子供のいない親族の子供として育てられるというイメージです。
50年ほど前の戸籍を調べれると養子という人は、それなりのケースがあります。
旧民法の時代は家督相続という制度があったので、家というものに価値がありました。
そのため家を継いでくれる人として養子をとるという実益があったのだと、私は思っています。

この前、相談を受けた人は私と同じ位の年でした(50歳前後)。
兄弟が養子に出されているのです。という話でした。
その養子にでている兄弟は父親の相続人になるのですか?
そんな話でした。

結論から言うと、養子に出たとして、実の親子を否定する事にはならないので、相続人になります。

そんな話をしたところ、そうですか。という話だったのですが、養子に出るという事は、兄弟ではなくなるという感覚なんだという事が身近に感じる事ができました。
家の感覚って、日本人的なんだと思った次第です。

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