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個人自営業としての司法書士

2020.11.14

こんにちは。山本です。
昨日、自営業のお客様とお会いしました。

会話の中で、自営業者としての司法書士の仕事の話になりました。

そのお客様は、会社に勤務していて、キャリアを積む中で、業務よりも管理するという業務が増えていき、そこに仕事の楽しみを感じる事ができなくなり独立したとの話でした。
同じように司法書士を目指すもしくは司法書士になっている方というのは、以前に会社に勤務していて、独立した後の仕事として司法書士というものを考えておられるようです。

実際に司法書士になって思うのは、社会という大きな組織の中で仕事をするという事を考えると、会社のほうが自由度が高いと感じます。

個人自営業者は、すべての責任を自らが負わなければなりません。
会社だと組織が責任を取ってくれます。もしくは代表者が責任を取ります。組織だと仕事がなくても、給料が出ます。

個人の司法書士として食べていくためには、仕事の紹介をしてもらわないと仕事がありません。
仕事がないという事は食べていけません。

仕事の紹介をしてもらうために動かなければなりません。
そうなると自分の時間軸にお客様を合わせてもらうのではなく、お客様に合わせていく必要があります。

お客様に合わせてもらうタイプの司法書士は、よほどの実力がなければお客様は離れていくと思います。
ちなみに私にはスゴイ実力があるわけでもなく、なにかに長けているというように特殊能力があるわけではありません。
そのため土曜、日曜関係なく働いています。

そんな事を思いながら、特殊能力があるために独立できたお客様とお話しした次第です。
ちなみにそのお客様は嫌な仕事は断るそうです。
そこまで強気な営業ができるというのは羨ましい限りです。

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