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表題部に名前しか記載されていない土地
2020.11.24
こんにちは。山本です。
今日は三連休明けの火曜日です。
さて、今日は表題部に名前しか記載されていない土地があるという相談を受けました。
古い土地の場合は、そのような記載しかない土地があります。
本来であれば、その土地を相続した人が相続手続を行っていく中で、住所氏名が入ってきます。
そのため氏名だけが残っている土地はそんなにあるわけではありません。
そもそもなんでそんな事が発生したかというと、その昔は土地の近くに所有者の人が住んでいました。
そのため土地を確認するためにその辺の人に、「土地の所有者として名前が載っている○○さんはこの辺に住んでますか?」と尋ねると、「○○さんはあそこの家だよ」という感じで、名前だけで特定ができたので、氏名しか登記簿には載せていませんでした。
しかし、時代が変わり、やはり住所も載せようという話になって、現在は住所も表題部には載せてあります。
名前しか載っていない表題部の土地はどうしたら良いのか?という事ですが、結論は近所の人に尋ねるしかないという事になります。
大体、表題部しかない土地が残っている土地は、田畑であったり山林だったりします。
その土地を管理しているのは、やはり地元の人なので、なにかしら地元の人が所有者の子孫だったり、子孫から管理を頼まれていたりという事が多いです。
後は、表題部所有者と相続人のつながりを証明するものが必要という事になっていきます。
例えば、山本五右衛門という表示がされている土地と山本勝也が相続人という事を証明する事ができるのか?という事になります。
あとは法務局と協議をしながら進めていくという事になります。
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