こんにちは。山本です。
ついに事務所も１０周年を迎えました。
個人事務所として平成１９年９月９日に開業しました。
したがって、正確には今日の時点で１０周年と１日という事になります。

これまで色々な方の力をもらって事務所を続けてくることが出来ました。
また、本当に色々な人に迷惑をかけたと反省しています。

私は司法書士になるまでは、研究畑を主に歩んでいました。
それまでは実力主義の世界にいました。
後輩や職場の仲間がいたとしても、基本的には一人ですべて解決するというのが基本的なスタンスの人間でした。

そのため私自身を基準として、働いてもらう人それぞれを判断し、厳しい姿勢で職員に接していたように感じます。
このような私の問題があったので、職員の定着率の悪さにつながってしまった１０年間でした。

司法書士事務所の１０年間を振り返ると１０年かけて、私自身の弱さや悪いところ、良いところを気づくことができたように思います。
弱い人間だから、自らを省みる事が極端に苦手だったのだと我ながら呆れます。
このような弱い人間に対して、常に暖かく接してもらっている家族や職員だった方、今も職員で働いてもらえる人に感謝です。

またチームで仕事をするという事が苦手だったので、情報の伝達方法や業務スタイルについても凄く悩みながらやってきた１０年でした。

今もこれでいいのか？と悩みながら仕事をしています。
ちなみに明日は同期の司法書士事務所の見学をするために佐世保に来ています。

先週の金曜日９月８日に当事務所の社員さんから花とケーキをもらいました。
胸にこみあげるものがありました。涙が出そうになりました。

これからは事務所で働く人に喜んでもらえるように日々努力しかないです。
これまでは感動の薄い人間だったのですが、このような事があるたびに泣いているような気がします。