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ボールペンへのこだわり

2021.9.3

こんにちは、田中です。
僕は「書士」を名乗っているにも関わらず字が下手なのですが、
ボールペンにはちょっとだけこだわりがあります。
(下手だからこそこだわるのかもしれません)
最近のお気に入りはPILOTのJuice up(0.3)です。
細い字が好きな方にはおすすめです。

司法書士の登録をしたタイミングで、
これからは決済に行く機会も多くなるだろうと考え
仕事用のボールペンを買うことにしました。
不動産取引に関する重要な書類に署名をお願いするときに、
100円のボールペンでは失礼かなと考えたからです。
(考えすぎかもしれませんが)

当初は、奮発して1万円くらいの高級ボールペンを検討していましたが、
ひとつ問題がありました。
決済の場では書類やらハンコやらがせわしなく飛び交うので、
お客様が間違えてボールペンを持って帰られることがたまにあるのです。
100円のボールペンなら諦めがつきますが、
1万円のボールペンだとそうはいきません。
もし紛失することがあれば1ヵ月くらい後悔しても後悔しきれません。
これは一旦却下することにしました。

改めて、実際にいくつかの文房具屋を巡って気に入ったのが
OHTOのCELSUSというボールペンでした。
滑らかな書き心地、適度な重さ、見た目の高級感、
軸が国内の大手メーカーの軸と互換性があることなど、
すべての点で僕の条件を満たしていました。
お値段は1500円。
普通のボールペンに比べれば高いですが、
万が一紛失しても1週間くらいの後悔で立ち直れそうです。
色違いで2本購入して、決済用の文房具入れに仕舞い込みました。

実際にお客様に使って頂くと、時々ボールペンのことに言及してもらえます。
「このボールペン書きやすいね」「書きやすいけど高いでしょう?」
「同じボールペンほしいけど、どこのメーカーですか?」
自分のこだわりに気づいてもらえると、とても嬉しくなります。

すっかり気を良くした僕は、事務所のベテランスタッフさんに自慢したところ、
「これ水性やろ?登記には向かないんじゃない?」
と一蹴されました。
ボールペンの世界は奥が深いです。

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