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個人間売買のお手伝い

2020.2.14

こんにちは。山本です。
最近、個人間売買のお手伝いをすることが数件続きました。

ここ大牟田市内の場合は、不動産価格が比較的安いです。
ちなみに今回の相談している物件の価格は50万円です。

そのため宅建業者を仲介として入れた場合、10万円近くが仲介手数料として発生します。
個人的には仲介手数料を払ってでも、仲介業者を入れた方が良いと私は考えています。
なぜなら仲介業者が間に入ることで、重要事項説明書を作ってもらえます。
これって、結構な資料になります。
売買する物件が都市計画法上、どの地区に該当するのか?や水道管の太さ、接道の種類など様々な情報が入っている資料になります。
そのため購入した不動産を売却するときに、非常に重要な情報になってきます。

そうは言っても、仲介手数料が高いのは嫌だという気持ちも分かります。

個人間売買の時に契約書は作成するのは当事務所と一緒にやっている行政書士が作成し、その契約書に基づいて売買による登記申請を行います。
その時は、売買による移転登記は行いますが、不動産の瑕疵などは司法書士や行政書士は分かりません。そのため瑕疵の調査をすることなく、売買となります。

事情をよく知っている場合は、それでも良いのかと思います。例えば、賃借人が賃貸人から自らが住んでいる不動産を購入する。隣の土地を購入する。などがそうなります。

せっかく購入したのに、トラブルになるとお手伝いをした司法書士としても残念な気持ちになります。

個人間売買を行う場合は慎重に検討してもらえればと思います。

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